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2011年3月11日

葉山と邸110311

カテゴリー: 葉山と邸


朝葉山の現場へ。

今日は遣方。

建物の配置と高さの情報を
敷地に正確に
書き込む作業です。

作業は順調に進み、
午前中にはほぼ完了。

早春の柔らかな陽射しのもと、
眠気を堪えながら、
鎌倉の自宅へと戻りました。

今日は何だか、
花粉の影響で、
朝から身体全体が重い。

そして午後2時46分―

2011年3月8日

横浜こ邸110308

カテゴリー: 横浜栄こ邸


ここへ来るたびに、
壁が白く塗られる部分が
広くなり、

そのたびに、
春の深まりも相俟って、
家の中が明るく
感じていきます。

鎌倉手広た邸110308

カテゴリー: 鎌倉手広た邸


今日は立ち上がりの
配筋の確認。

とくに
鉄筋のかぶりと、
アンカーボルトの位置を
チェック。

概ね良好。

指摘事項も、
ササゴ建設さんは、
明日に繋げる姿勢が
すばらしいですね。

明日コンクリートを
打つ予定です。

2011年3月6日

葉山と邸カキシブ隊(第2回)

カテゴリー: 葉山と邸

今日は啓蟄。

確かに生き物たちが
目覚めたくなるほどあたたかく、
清々しいお天気。

そんな空の下で、
第2回葉山と邸のカキシブ隊でした。

参加者は、
建主さんご夫妻、
日野から‘い’さん、
きらくなたてものやから3名、
合計6名で作業。

せいの大きな梁を中心に
塗りましたが、

既に柿渋塗りに関しては
熟練工(笑)と化した私たちは、
午後のおやつの頃には、
全て塗り終わることができました。

木材がよく乾燥していたので、
運びやすかったということも
一因ですね。

今日塗った梁の中には、
この家の象徴の一つである
マツやクリの
太鼓梁も含まれていましたが、

そこはやはり、
建主さん自ら
塗っていただきました。

形が特徴的なだけに、
今日塗った記憶がいつまでも、
感触として残っていて
くれることでしょう。

2011年3月4日

鎌倉た邸110304

カテゴリー: 鎌倉た邸

外の陽射しを見ると
あたたかそうにみえるのに、
実はしんと冷える日でした。

今日鎌倉た邸の現場では、
2階の硝子が入りました。

これで少し現場の中が
あたたかくなりそうです。

2011年3月2日

クスノキのかべ

カテゴリー: 鎌倉た邸


衣服を納める納戸の壁に
クスノキの板を
貼ることにしました。

クスノキは
樟脳の原料になるくらいですから、
自然の防虫剤です。

この木に鋸をあてると、
強烈な匂いを発しますが、
風が通る場所で
板として佇んでいる分には、
心地よいと思えるほど
ほのかな香りが漂います。

木の表情は、
くすんだ灰色に、
変幻自在な模様が現れる
渋い‘大人’の顔。

ヒノキが色白の優等生、
スギが元気で素直な青年、
サワラが控えめな少女、
だとすれば、

クスノキは、
悪い虫を寄せ付けない、
アクの強い初老の男性
といったところでしょうか。

だとすれば、
十数年経てば私も、
クスノキになりうるのか(笑)

その頃、
爽やかな香りを発せられるよう、
精進します。

鎌倉た邸110302

カテゴリー: 鎌倉た邸


3月に入ったというのに、
とても寒い日でした。

どんより雲と、
冷たい雨。

真冬の凛とした寒さとは、
また違う寒さです。

現場の中も、
とくに暖房器具が
あるわけではないので、
あたたかいお茶が頼り。

明後日は外の面の
硝子が入る予定ですが、
それが入れば、
かなりましに
なりそうです。

2011年3月1日

横浜こ邸110301

カテゴリー: 横浜栄こ邸


いよいよ3月。

端から壁の色が
漆喰で白く
仕上がり始めました。

かすかにですが、
ゴールが見えてきました。

2011年2月28日

雨を呼ぶ男

カテゴリー: 鎌倉手広た邸


基礎配筋の検査のため、
現場へ。

すると水道屋の森田さんが、
配管工事を行っていました。

今日の天気は雨。

いつも外の配管工事の時は、
雨が降っている印象があります。

森田さん、
雨を呼ぶ男です。

2011年2月27日

タイコを選ぶ

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

昨日のカキシブ隊の最中、
子ども室の上に来る梁を
当事者に選んでもらうことにしました。

太鼓梁は、
断面の寸法を指定して
長方形に切り落としてしまう
平角材と違い、
木の形そのものが
現れますからね。

「お任せします」とは
言っていましたが、

家が建つ前に、
こうして選んだ、という体験が、
きっと数十年経っても、
この梁を見て、
今日のことを思い出して
くれるのではないかと
思うのです。

しかも選択肢となった木は、
一昨年秦野で新月伐採した木を
自分が仕入れたもの。

私自身も、
思い入れがあります。

太鼓梁は、
デザインや強度上の効果も
さることながら、

唯一無二の、
家に対する愛着を
深めてくれる存在として、
活かしていければと
思います。