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2010年2月26日

階段できる

カテゴリー: 鎌倉か邸


今日現場へ
届け物があったので、
行ってみると、
階段ができてました。

当たり前ですが、
階段ができると、
2階に行くのが
飛躍的に楽になりますね。

ここの階段は、
北側に位置していますが、
光の入る量が多いので、
明るい空間です。

荒壁土がいい感じで
光に照らされています。

2010年2月21日

計ったような話

カテゴリー: 横浜栄こ邸


焼杉作業を開始しようとしたら、
飯能の岡部材木店から電話。

横浜のこ邸で使う材で相談の電話で、
ちょうど今私は
飯能にいるではありませんか。

たまたまだったのですが、
私が飯能にいることを
まるで知っているかのような
タイミングの相談。

電話で話を聞くよりは
見たほうが早いので
早速車を15分ほど走らせて、
木を前に打ち合わせをしてきました。

行くと、出発を待つばかりの
製材された材木が山積みに。

どれも木の表情が美しく、
今後の刻みが楽しみです。
(後々また紹介したいと思います。)

相談を解決したあと、
早々に焼杉作業に戻りました。

春寒の焼杉隊 最終日

カテゴリー: 鎌倉か邸

連日飯能で焼杉隊。
ですので昨晩、
飯能の大工の作業場に泊まりました。

しかしここは寒い!

寒冷地用の寝袋に包まって寝ましたが、
それでも冷蔵庫の中に居るようで、
寒さが骨の髄まで身に沁みました。

朝外に出てみると、
昨日焼いた板の上に霜が。
そりゃ寒いはずです。

9時前になると、
ぼちぼち人が集まってきました。
人が来ると、温かくなるなあ(笑)

今日は建主さん一家も参加、
そして近所に住む
建主さんの奥さんの妹一家にも
来ていただきました。

また、昨日から引き続き、
秩父からKさん、日野からIさん、
大和からHさん、
きらくなたてものやから2名、

ということで今日も、
参加者数は昨日と同じくらい
集まっていただきました。

焼杉隊、夫婦でバーナーを手にして
焼き作業の共演。

お二人とも、
これまで数多く重ねた
自主施工の成果か、
すぐに要領を呑み込み、
なかなか上手に焼いていました。

そして今日夕方、
予定通り全て作業は完了!
すばらしい!

下の写真は、
この三日間の作業の成果の全て。

みんなの手がかかった
板は美しく、
早くも現場で貼られた姿が
楽しみです。

せっかくですから、
作業に関わった方々にも、
ぜひ見てもらいたいですね。

2010年2月20日

春寒の焼杉隊 二日目

カテゴリー: 鎌倉か邸

春寒の焼杉隊、
今日は二日目。

昨日はきらくなたてものやの
所員だけでしたが、
今日は、
町田からKさんとKさんのお友だち、
秩父からこちらもKさん、
日野からIさん、
大和からHさん、
そしてきらくなたてものやから2名、
合計7名の作業でした。

作業内容は、
焼いて焼いて、

そのあと油を塗って、

乾かして、

軽く拭き取って完成!

油は桐油と亜麻仁油を
半々に混ぜたもの。
塗っていると何ともいえぬ
‘おいしそうな’香り。

仕上がりも、
焼杉の風合いを残しつつ、
かといって焼杉の
野趣溢れる感じというよりは、
しっとりと上品な黒色になります。

そして何より、
作業効率が高いのがいい!

今日は皆さんが
よく働いてくれたこともあって、

3mの板112枚、
4mの板65枚を焼き、

2mの板150枚と、
3mの板112枚が仕上がりました。

ありがとうございます!

そして夜、
日中ひたすら、
焼き仕事に関わっていた私は、
作業を終えてゆっくり風呂に入った後、
飯能の街なかの
焼肉屋に繰り出したのでした。

2010年2月19日

春寒の焼杉隊始まる

カテゴリー: 鎌倉か邸


今日は二十四節気で雨水。

温かくなり始め、
空から降るものが
雪から雨に変わる頃だから、
「雨水」なのだそうですが、
寒い!

しかも今日は、
鎌倉から北へ北へ
進んだ日ですから、
余計に寒さが
身に沁みました。

そんな寒い今日、
炎を上げて、焼杉作業。

炎のおかげで
作業している間は、
汗をかくほどで、
寒い日には、
ちょうどよい仕事かもしれません。

今日から連続3日間、
58坪分の板を焼き、
油を塗る予定です。

お天気もよさそうで
よかった!

天井貼られる

カテゴリー: 八王子や邸


淡黄色の椹の板が
座敷の天井に貼られました。

この部屋は、
垂木と野地板を現し、
屋根勾配なりの部分と
化粧の板を貼った平らな部分が
組み合わさった天井となっています。

私の場合、
床板兼天井の場合が多く、
こうして天井に部分的にでも
化粧板を貼るのは珍しいのですが、
寝転がって
美しい椹の板を眺めるのも、
気持ちよさそうです。

2010年2月16日

実生の木

カテゴリー: 横浜栄こ邸


昨日、材木屋に行って、
桧を中心に、
木を見てみたわけですが、
そのうち何本かは、
実生の木とのこと。

実生の木とは、
植林された木ではなく、
山で種から自然に芽が出て、
そのまま育って大きくなった木。

つまりほぼ自然木ということです。

今流通している木は、
ほとんどが人工的に
植林された山から出た木ですから、
こうした木はとても貴重といえます。

周りの木をかき分け、
逞しく育ったその木は、
年輪の詰まり方、
とくに若い頃の部分にあたる
中心のあたりが凄い!

木目の細かい木肌も
さることながら、
逞しく育っただけに、
強度もありそうです。

巡り合わせで
この木たちを使えることに感謝!

2010年2月15日

木の最終確認

カテゴリー: 横浜栄こ邸

雨の降りしきる中、材木屋へ。

私たちの建築は、
構造かつ意匠ですから、
何の木を使うか、
それをどのように製材するか、
材木の段階で
検討する必要があります。

とくに今回のように、
何本か太鼓梁を使う場合は
木の面の表情が
空間に影響を与えますので、
一本一本確認していきます。

寒い寒い日でしたが、
材木屋と熱く話し合った
日でした。

2010年2月13日

紅色の土塗り始まる

カテゴリー: 鎌倉か邸


鎌倉く邸から始まり、
藤沢む邸、海老名せ邸でも塗った
仄かに紅い土壁が
ここでも採用。

人気ありますね。

元気にさせてくれる
色だからでしょうか。

ここではスサを多めに入れて、
ざっくり塗っています。

2010年2月6日

ゲンバでカキシブ隊(3回目)

カテゴリー: 横浜栄こ邸

ゲンバでカキシブ隊、
今日は3回目。

垂木を中心に塗りました。

澄みわたる青空の下での
仕事でしたが、
今日はとにかく寒い!

身体を動かしている間は、
大丈夫でしたが、
お茶の時間など、
身体の動きが止まると、
とたんに寒さが沁みる日でした。

そんなとき、建主さんから
温かいおしるこの差し入れ。
ありがとうございます!

現場では、
水道屋の森田さんが
外部配管の作業。

こうして丸一日、
現場にいる機会がなければ、
なかなかこうした仕事は
見ることができません。

その意味でも
現場での柿渋塗りは、
いいですね。