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2009年1月5日

同志を訪ねる

カテゴリー: 今日のできごと

滋賀県にある妻の実家に帰省中、
近所の宮内建築さんの作業場を
訪問しました。

宮内さんとは、
職人が作る木の家ネット仲間、
この近江の地で活躍される
同志の大工です。

そう、
ご存じの方も
いらっしゃるかもしれませんが、
昨年11/9の「情熱大陸」という番組に
出演した大工です。

出演した番組の文字通り、
木の建築に対して
並々ならぬ情熱を持った方で、
気がつけば薪ストーブの前で
話し込むこと5時間半超、
身震いするほど、
とても刺激を受けました。

こうした同世代の同志が
全国に散らばっていることを
とても心強く思うとともに、
彼らと力を合わせ、
今の建築界を包む価値観に対して
一石を投じていければ、と思います。

その‘一石’が
今年どのような波紋となるか、
楽しみです。

2009年1月4日

手水舎

カテゴリー: 今日のできごと


伏見稲荷の
千本鳥居の途中にある手水舎。

天秤の軒に支えられ、
垂木が約5寸間隔で並びます。

軽快な感じで気に入りました。

足元を見ると、
石と木の金輪継。

できるんですね、
こういうこと。

神社やお寺に行くと、
こういう小建築が
面白かったりします。

千本鳥居

カテゴリー: 今日のできごと


初詣に行った
伏見稲荷の千本鳥居。

この鳥居という同じ架構が
どこまでも連続する空間の中を
一度歩いてみたかったのです。

続く続く、どこまでも続くトンネルは、
この先どうなっているか見てみたいと
足を運ばせる魔力がそこにはあります。

これは先の見えない未来を
楽しくしてくれる装置にも思えます。

また、この中を歩いているときに
ふと脇に目をやると、
コンマ何秒ごとに、
鳥居の柱を通り過ぎます。

そんなに急ぎ足で
歩いているわけではないのに、
酔うほどに歩く速さを感じます。

鳥居たちが
もっとゆっくり歩こうよ、と
言っているようにも聞こえます。

この空間は、
私たちの未来のために、
時間の感覚に働きかける
装置だと思いました。

2009年1月3日

初詣

カテゴリー: 今日のできごと


今年の初詣は、
京都の伏見稲荷。

これだけ京都に縁がありながら、
伏見稲荷は初めてです。

また混んでいる場所が
あまり好きではなかったこともあり、
お正月にたくさんの人で溢れ返る
場所にお参りするのも、
子どもの時以来、実に久しぶり。

そんな初詣でしたが、
伏見稲荷は一度来たいところだったし、
周りにたくさん人がいたおかげで、
寒い日もあたたかく感じたし、
よい初詣でした。

ところでおみくじを引いたら、
凶後大吉。
さてどんな一年になることやら、
楽しみです。

2009年1月2日

時節の食

カテゴリー: 今日のできごと


本日お雑煮を食べました。
関西ならではの、白味噌のお雑煮です。

私はあづま男ですが、
こちらのお雑煮のほうが好きかなー。

ところで年末まで、
時の流れが早すぎて、
年を越す実感が全くなかったのですが、

年の瀬に年越しそばを食べ、
正月を迎えておせちを食べ、お雑煮を食べると、
急に正月を迎えた実感が沸いてきます。

こういったところも、
食べ物のチカラですね。

そして時節の食は大事なあと
改めて思いました。

2009年1月1日

新しい年の幕開けに思う

カテゴリー: 今日のできごと


あけましておめでとうございます。

私は年末から
滋賀県にある嫁方の実家にお世話になり、
そこで大勢の親せきと新年を祝いました。

私は今、恥ずかしながら
新聞をとっていないので、
久しぶりに嫁方の実家にある
新聞に目を通しましたが、
今まで数十年の間に
築き上げてきた世界が
おぼつかなくなってきて、
どうも世相は暗いようですね。

しかし考えようによっては、
私たちにとって本当に大事なことは
何なのかを問い直し、

こうして正月に集まる
賑やかな大家族のような
あたたかい世の中を作り直す、
いい転機なのかもしれません。

今年私たちの活動が、
少しでもその転機の一助に
なればと思います。

それでは皆様、
今年もよろしくお願いいたします。

2008年12月31日

ありがとうございます

カテゴリー: 今日のできごと


今年もたくさんの方々に支えられ、
充実した一年でした。
ありがとうございます。

来年も皆さんとともに、
素敵な‘凍れる音楽’を
奏でていきたいと思います。

2008年12月28日

届けるチカラ

カテゴリー: 今日のできごと

今日家族みんなで、
東京国際フォーラムで開催された、
上原ひろみのライヴに行ってきました。

予てより、生で彼女の演奏を
聴いてみたいと思っていたので、
それが実現して、
しかもその時間を
家族と共有できて、
大満足です。

基本的には彼女のピアノと、
ギターとベースとドラムのバンド形式で、
それはそれでよかったのですが、
ピアノ独奏が2曲あって、
それがとくによかったです。
独奏という何ともいえない緊張感の中で、
純粋に彼女の演奏を
楽しむことができました。

それと彼女の技術を超えた
思いを届けるチカラは本当に凄い。

ピアニストに感情移入し、
まるで自分が驚速で
指を動かしているような
錯覚すら覚えました。

分野は違いますが、
同じ表現者として、
とても大きな糧を
いただきました。

2008年12月27日

行く年を音楽で〆る

カテゴリー: 今日のできごと

今日の夜は、
大磯エピナールの忘年会。

一人一品一芸が参加条件。

おじさんバンドだったり、
沖縄民謡だったり、
おじいさんのカラオケだったり、
ピアノを弾いたり、
ヴァイオリンを弾いたり、
ヒップホップだったり、

皆さんそれぞれ持ち味を発揮した
一芸を披露してくれました。

その中でも感動したのが、
子どもバンド。
小学生中心とは思えないほど、
すばらしい!演奏でした。

一通り一芸を披露したあとは、
それぞれ楽器を持ち寄って、
入り乱れての合奏。

私もピアノで乱入。

乱入した者同士、
急に何ともいえない
連帯感が生まれたのでした。