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2014年6月19日

板を塗る

カテゴリー: 海老名た邸

昨日に引き続き、
朝早く起きて
今日は飯能へ。

一度海老名の現場に立ち寄って
建主さんを乗せて向かいました。

今日の目的は、
外壁の板に
柿渋コートを塗る作業。

板は約40坪分ありましたが、
建主の息子さんも
手伝いに来てくださって、
おやつの時間、3時過ぎには、
全て塗りきることができました。

明るい時間に帰れるなんて
ステキです。

お昼は、
飯能市街の古久やにて。

武州ならではの
コシの強いうどんでした。

量がたくさんあるので、
身体を動かす仕事の時には、
ありがたいです。

2014年6月18日

完了検査

カテゴリー: 熊谷た邸

今週早くも
度目の熊谷た邸。

本日9時半から、
完了検査でした。

大きな問題もなく、
いよいよこの場所での物語も
終わろうとしています。

検査後は、
写真撮影大会でした(笑)。

貫伏前夜

カテゴリー: 海老名た邸

海老名せ邸にて。

土を塗ってから約1ヵ月。

しっかり乾いて、
来週からいよいよ、
貫伏、斑直しの予定。

土壁の、
いわば二層目の作業です。

またしばらく現場が
賑やかになります。

1階床貼り進行中

カテゴリー: 海老名た邸

海老名た邸にて。

大工は今、
1階の床板を
張っているところ。

仕上げの床板を貼ると、
すぐさま養生するので、

全体像が見れるのは、
完成間際までお預けです。

2014年6月16日

夏至が近いので

カテゴリー: 熊谷た邸

熊谷た邸にて。

夏至が近いので、
午後7時頃まで明るいですね。

夕暮れ時、
建物の北側に
夕陽が当たるので、

北側の表情を撮るには
もってこいです。

この家の北面は、
目板張りの板壁。

玄関と勝手口の建具の
ガラスが入っている
縦格子の割付は、

目板張りの割付に
合わせています。

潮風のおかげで

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

約十日ぶりに現場に行くと、
土が乾き始めていました。

ここは潮風がよく当たるので、
そのおかげかもしれません。

荒壁土で仕上げる

カテゴリー: 熊谷た邸

熊谷た邸にて。

土で壁を作るには、
下地の竹小舞を作り、
その上に荒壁土を塗り、

さらに何層も
塗り重ねていくのですが、

この家の居間は、
荒壁土仕上げ。

つまり最初の一層が
仕上げとなっています。

この壁が不思議なのは、
まだ「現場」であるときは、
壁の施工が
まだ途中なのかな、
という印象なのですが、

他が仕上がり、
そこが「家」になると、
とても味わい深い
壁となります。

塗った季節、藁の配合、
乾く速度、土の成分、
土を寝かした年月…

人間の仕業では
どうにもならない
様々な要素によって、

一つとして
同じ表情のものはない壁。

だから、
一つ一つの壁の前に立ち、
ついずっと壁を
見つめてしまうのです。

実は施工上は、
気を遣うべき点が多く、
たいへんだったりも
するけれど(笑)、

やっぱ好きだなあ。

2014年6月13日

エネルギーを「いただきます」

カテゴリー: エネルギーカフェ

今年の鎌倉エネルギーカフェの企画を
仲間と進めています。

エネルギーカフェを始めた頃は、
地域単位でエネルギーの自給が
できないものか、
という夢を描いていて、

今もその夢は
持ち続けていますが、

それはそれで、
環境への負荷が大きそうだ、
ということを
感じ始めています。

一方でここ数年、
エネルギーと向き合って
強く感じることは、

エネルギーって、
お酒や珈琲と同じように
‘依存症’になりやすいものなんだな、
ということです。

例えば、
エネルギーとして電気を使う
様々な家電機器。

数十年前までは、
なくて当たり前の
生活だったのが、

今や大半の人にとって、
なければやっていけません。

例えば、
室内の温熱環境。

エアコンの普及が
9割まで達した現在、
私たちの身体は、
「快適」な室内環境が
当たり前のようになって、

暑い寒いの許容範囲が
狭くなっているような
気がします。

だとすれば
大切なことの一つは、
「エネルギー依存症」
を見直し、

そのうえで、
豊かと思える、
幸せと思える暮らしを
成り立たせることが
できるかどうか、

真剣にそのことと
向き合うことなのではないかと
思い始めています。

また、
エネルギーを作ることは、
どのような方法であれ
少なからず環境に
負荷をかけるのだとすれば、

食べものなどと同じように、
「いただきます」と手を合わせて
エネルギーをいただくことが
大事なのではないかと思います。

今年は、
そんなことを伝えられる
鎌倉エネルギーカフェに
したいです。

2014年6月12日

地元の中学校で7回目の‘文化の種蒔き’

カテゴリー: 今日のできごと

地元の中学校の
「ふれあい体験学習」の一環で、

日本の伝統的な建築技術について
お話しする機会をいただきました。

これは2008年から
取り組ませていただいてる機会で、
今年で7年目です。

最初の頃、中学生は、
自分の子どもより年齢が上だったので、
だいぶ大人びて感じたのですが、

今年は子どもが二人とも
中学校を卒業したこともあり、
みんなかわいらしく感じます。

しかし自分の子どもが
中学校を卒業しても、
こうして中学校と
関わる機会があることは、

お互いにとって
いいことだな、と思います。

さて授業の内容は、
例年通り、
継手・仕口の模型や
実物を見ながら
木と家に関する話を
一時間ほどした後、

四寸角のスギを
ノコギリで切ってもらいました。

これをやり始めた頃は、
子どもたちは工具を触る機会が
少なくなっているのかなあ、
と正直感じましたが、

気のせいか、
年々うまくなっているような…。

しかも今回いちばん速い子で、
3分半!で切ることができました。

7年の間やってきて、
いちばん速かったと思います。

最近体験学習の機会が
増えてきた効果なのでしょうか。

ところで、
継手・仕口の模型は、
組んでばらして…、を
数十回やってきましたが、

ついに重ホゾが折れたりと、
傷みが目立ってきました。

そろそろ二代目が必要かな。

来週の○○隊のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

雨の降る日が続きますね。

外へ出て靴や服が濡れると
何となく気が滅入りますが、

しかし昨日お会いした、
樹と向き合った仕事を
されている方によると、

梅雨の前まで
木々は相当乾いていたので、
雨が降ってよかったです、
とおっしゃっておられました。

雨は恵み、と思えば、
自分が濡れることくらい、
ちっぽけなことに感じます。

さて来週は、
○○隊が目白押しです。

板塗りも竹小舞かきも、
単純作業の果てしない
繰り返しですが、

先日現場で、
お茶の時間に大工が言っていました。
「終わらない仕事はない。」

そして夕方、
その仕事が終わる頃、
みんなで何かを作り上げた
達成感を分かち合う時間が
何とも心地がよいです。

そんな心地よさを感じに、
皆さま、何卒ご検討のほど
よろしくお願いいたします。

なお人数確認のため、
ご参加いただける方は、
お手数ですが下記宛先まで
ご連絡をお願いいたします。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

【飯能で板塗り隊その1(6/19)のご案内】
海老名た邸の外壁用の板塗り作業です。

■日時:平成26年6月19日(木)9:00〜日没
■場所:埼玉県飯能市
■集合:8時50分、西武池袋線「飯能」駅南口集合
■人数:10名程度まで

【横浜で竹小舞かき隊(6/21)のご案内】

■日時:平成26年6月21日(土) 9:00〜日没
■場所:横浜市都筑区池辺町
(最寄駅:JR横浜線「鴨居」駅)
(詳細は、お申込みいただいた方に個別に連絡いたします。)
■集合:現地9時集合
■人数:20名程度まで

【飯能で板塗り隊その2(6/22)のご案内】
逗子せ邸の外壁用の板塗り作業です。

■日時:平成26年6月22日(日)9:00〜日没
■場所:埼玉県飯能市
■集合:8時50分、西武池袋線「飯能」駅南口集合
■人数:10名程度まで

■連絡事項
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル、軍手
・雨天決行ですが、荒天中止となる場合があります。
  (当日7時までに作業実施を決定します。)
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
 (一律1,000円とさせていただきます。)